工学博士、修士(物理学)  

ヴォルフガング・ライヒル  

パートナー
wreichl@merh-ip.com  

ヴォルフガング・ライヒルは、ドイツ弁理士であり、欧州特許庁(EPO)と欧州連合知的財産庁(EUIPO)の登録代理人です。また、MERH-IPの創設メンバーの一人です。

特許実務では、登録までの手続きと特許訴訟の両方をカバーし、特に、電気通信、情報技術、ソフトウェアベースの発明が主体となっています。異議申立て、無効審判、上訴審理、また数多くの特許侵害訴訟においてはクライアントの代理人を頻繁に務めています。さらには、特許侵害訴訟において、鑑定人として召喚され、技術的専門家としての立場で所見を述べることもあります。

特に関心をもっているのが、ヨーロッパにおけるソフトウェアにもとづいた発明の特許化です。この分野で、彼は数多くの文献が出版されています。

MERH-IPを創設する前は、ジョーンズ・デイ法律事務所に所属し、特許付与までの手続き、異議申立て、無効審判、特許訴訟を、主としてフォーチュン500 の企業向けに行ってきました。

ヴォルフガング・ライヒルは、弁理士の専門トレーニングを受けた後、ハーゲン大学において法律学を専攻し、ヨーロッパの知的財産の専門分野において法学修士(LL.M)の学位を取得しました。

ミュンヘン大学で電子技術と情報技術を学び、修士号と博士号課程を最優秀の成績で修了しました。その後3年以上、米ニュージャージー州のベル・ラブズ・ルーセントテクノロジーズ社のマルチメディアコミュニケーションラボに従事しました。この当時の学術研究は、主に、電子言語処理、言語認識・理解を対象とした研究でした。さらに、コールセンター、無線メディアアプリケーション、VoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)等の電気通信分野の複雑なアプリケーションの開発に関わりました。